6:35の長万部(おしゃまんべ)行きまで待機です
取りあえず6時間半をどう過ごすか・・・・・・・
駅前に出て見ましたが気温は-5℃・・・・・・思ったほどではありませんが
駅入り口に置いてある灰皿で煙草をすっていると駅員さんが入り口に鍵をかけに来ました!
「あっ、ここ閉めちゃうんですか?」
「そうだよ~、朝5時までじょっぴんかるよ~(鍵閉めるよ~)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
閉めだされた・・・・・・(汗、
マジでやばいな~って思いました。
駅前を見渡すもな~んもありませんし・・・・・。
タクシーのおっちゃんに聞いてみた。
「どっかやってる飲み屋はないかい?」
「あるよ~、そっち行ったらやってるべさ~」
とある方角を指差してくれました
取りあえず今日の一杯にありつけました(笑)
マスターとあれやこれやと話をして2時間が過ぎ、
「俺、もう一軒店やってんですよ~、すぐ近くにあるから~、そこだったら朝まで大丈夫ですよ~」って
ダーツバーと聞いていたのですぐわかったが、なんだか若い人達で賑わっていてとてもザックをしょった
あやしい格好では・・・・・・・・・・無理っす(泣)
少し歩くとポツポツと飲み屋がありましたが、どこもかしこも若い歌が賑やかに流れています。
「こりゃだめだな・・・・・・・・」と決心を固めた一人の親父!
今年山にハマったのは全て今日この日の為だったんだ・・・・・・・・何もかも必然だったんだと悟りました。
背に背負うは15kgのザック、足に履いているのは登山靴・・・・・・・・
「歩けと言う事か・・・・・・・・・。」
外は何もせずに立っているととても寒いのです。時折吹く風が頬を切るような痛みに変わります。
足元からも強烈な底冷えが・・・・・・・
「よし!ひとまず歩くんだ!」
と言ってもすたすた歩けるような道ではありません。アイスバーンです。
うっかり転ぼうもんならしこたま体を打ちつけそうです。
駅前なんて・・・・・・・スケートリンクかと思えるような・・・・・・・(爆)
気をつけながら体を温めるために歩きます。
とにかく駅の開く5時まで2時間半はあるかないと・・・・・・・・。
てくてくと歩きました。
途中、神社発見! 丁度いいや、初詣だ!!
神社へ行けば火が、焚き火があるかも~♪
現実は・・・・・・・厳しかった
そりゃそうだべ、朝の4時ですから・・・・・・・・だ~れもいませんし・・・。
気を取り直し更に歩いたのです。軽く額に汗をかくほど・・・・・・
本当に登山をやっていたおかげで命拾いをしたような気持ちでした(笑)
やがて駅も開く時間になり(歩き過ぎて駅に戻ったのが5:20でした(爆)
軽い疲れと睡眠不足で・・・・・・・
このマットが暖かくて・・・・・・持って行って良かった~、キャンプやってて良かった~って(笑)
軽く1時間ほど熟睡をしました。
初日の出
汽車の中から二晩続けて日の出を見るなんて誰が想像したでしょう・・・・・・。。。
長万部駅・・・7:54
読めるかな???
1時間待機後に小樽行きに乗ります。
汽車も凍ってます!
あと少し・・・・・・・
11:50自分の故郷の余市町(ヨイチチョウ)です。
ヨイチと言うのはアイヌ語で蛇の住むところという意味なんです。ちなみに自分はへび年です。
かなりしつこいかも・・・・(爆)
「やっと着いた!!」
建て直して立派になった駅
駅前風景・・・・・
奥にはニッカのウィスキー工場が見えます♪
ソーラン節の発生の地でもあります。
海、山、川があって作家の 椎名 誠氏も住みついております。
程なく実家に戻りゆっくりと疲れを癒し、のんびりと過ごしました。